ハヤトウリってどんな野菜?所沢産ハヤトウリを使っておいしく調理するレシピをご紹介

所沢市

皆さんは家で料理を作ったりはしますか?
私は人並みくらいは料理をしているとは思いますが、先日私が住んでいる所沢の農産物直売所で初めて見た野菜がありました。「ハヤトウリ」という野菜です。
もちろんハヤトウリをご存知の方もいるとは思いますが、私は初めて見たのでとても興味が湧きました。

興味が湧いた点
・どんな味なのか?
・どうやって調理するのか?
・見た目が「何じゃこりゃ!?」

この記事ではハヤトウリという野菜の解説に加え、私が所沢産のハヤトウリを見つけた農産物直売所の紹介と、ハヤトウリをおいしくいただく調理方法を紹介していきます。

ハヤトウリってどんな野菜?

所沢産のハヤトウリの外観の写真

ハヤトウリはウリ科のハヤトウリ属の、ツル性植物です。
もともとは南アメリカの熱帯地域で生息していましたが、大正時代のはじめに日本の鹿児島に持ち込まれ全国に広まっていった野菜です。
1株でなんと100~200個ほどのたくさん実をつけるというから驚きです!
別名「千成瓜(センナリウリ)」とも呼ばれているんです。

開花時期は9月~10月で、収穫時期は9月末~11月中旬とされています。
私の勝手なイメージはウリ系の野菜って夏に盛んなイメージでしたが、夏の終わりからが収穫本番なんですね♪

ハヤトウリの実はほとんどが水分でできていて、カリウムやビタミンCを少し含む程度の栄養しかありませんが、カロリーがハヤトウリ100グラムに対して約20キロカロリーと低カロリーなのに加えて、食物繊維が豊富なのでダイエットを頑張っている方にとても嬉しい食材となっています♪

ハヤトウリの実は灰汁(アク)が強くウリ科独特の青臭い味わいなので調理の際に下ごしらえが必要ですが、使用できる料理の幅は多岐にわたり和食・洋食・中華とどんなジャンルの料理にも使える万能な野菜となっています。
ハヤトウリの実の色は緑色と白色のものがあり、緑色のほうが独特の青臭さが多少強く、白色の実のほうがクセが少ないとされています。
ウリ系の青臭さが苦手な方は白色の実を使用することをオススメします!

所沢市にある農産物直売所に陳列されている緑色のハヤトウリの写真

こちらは緑色のハヤトウリです

所沢市にある農産物直売所に陳列されている白色のハヤトウリの写真

こちらが白色のハヤトウリです

ハヤトウリを調理してみよう!

ではハヤトウリを調理していきましょう♪
ハヤトウリ自体の味はたんぱくな味わいだと感じましたが、それゆえに味付け次第ではどんな料理にもなれる多才さを感じられました。

今回はハヤトウリの良さを活かした比較的シンプルな調理法をご紹介します。
その名もハヤトウリの甘酢醤油漬けです!

水洗い

ハヤトウリを水洗いしている様子の写真

後で皮をむくので簡単に水洗いします

皮をむく

ハヤトウリの皮をむいている様子の写真

ピーラーを使ってむいていきます

ハヤトウリの皮は結構硬いうえに表面がゴツゴツしている為、なかなか皮をむきにくいです・・・。
皮をむく時はピーラーなどで指を切らないように、特に注意して作業しましょう!
ピーラーの刃の進行方向の先に指や手がないようにハヤトウリを持つのが安全です♪

ハヤトウリを切る&アクを出す

まず包丁でハヤトウリを半分に切ります。
ハヤトウリを包丁で半分に切った写真

半分にきりました

半分に切る際、ハヤトウリが転がりやすいので、しっかりと支えながら指を切らないように気をつけましょう!
次に、半分に切ったハヤトウリをさらに半分に切ります。
半分に切ったハヤトウリを、さらに半分に切った写真

4分の1のサイズになりました

切り終わったら、切断面に塩をすり込みます。

ハヤトウリはアクが強い為、味付けをする工程まで断面に何度か塩をすり込んでアクを出します!
白い泡のようなアクが出てきたら、水で洗い流し、これを2.3回ほど繰り返します。
そしてさらに4分の1のハヤトウリを薄切りにします。
薄切りした状態のハヤトウリにも塩を振ってすり込み、アクを出して水洗いをすると良いです
水洗いが終わったら、キッチンペーパーで水気を取ります。
水洗いしたハヤトウリのスライスをキッチンペーパーで水気を取っている写真

キッチンペーパーを使用して水気を取ります

味付けをする

キッチンペーパーで水気を切ったら、いよいよ味付けをしていきます。
使う調味料は以下の通りです。
●ハヤトウリ2個使用時の分量
すし酢    大さじ5
めんつゆ   大さじ1~2
塩こんぶ   2つまみ
タッパーのような容器に先ほど切ったハヤトウリを並べ、上記の調味料を投入します。
タッパーに入れたハヤトウリにそれぞれの調味料を別々に入れても問題ありませんが、めんつゆとすし酢は一度別の容器で混ぜてからハヤトウリに投入すると味のバラつきがなくなりますよ♪
スライスしたハヤトウリを調味料で味付けしている写真

調味料投入完了です♪

完成そして実食

調味料を投入したら完成!でも良いのですが、調味料を投入した後、タッパーにフタをして冷蔵庫でしばらく漬けておくとハヤトウリに味が染みて一層おいしくいただけます。
漬けておく時間は好みにもよりますが、大体1~2時間でも十分味が染みます。

調味料を投入した後にラップを容器の形に合わせて落とし蓋のようにして置くと、味の染み込みが若干早くなります♪
味付けをしたハヤトウリにラップで落とし蓋をする写真

長く寝かさない場合は落し蓋で効率アップ!

今回は冷蔵庫で2時間ほど寝かせてみました。

完成したハヤトウリの甘酢醤油漬けの写真

こちらは調味料を投入して2時間ほど寝かせたハヤトウリです

見た目から調味料を投入した直後よりも、ハヤトウリに調味料の色が染み込んでいるのがわかりますね。
めんつゆと塩こんぶの程よい塩気とすし酢の甘酸っぱさでさっぱりとした味わいになり、いくらでも食べられちゃうおいしさです♪
それに加えてハヤトウリのシャキっとした食感が楽しい漬物になっていて、ご飯のおかずはもちろん、おつまみにもピッタリな料理になっています。

所沢産ハヤトウリが購入できる農産物直売所の紹介

私が実際に所沢産のハヤトウリを購入した農産物直売所をご紹介します。
私が今回利用した農産物直売所は「食の駅 所沢店」です!

食の駅 所沢店 · 〒359-0001 埼玉県所沢市下富583−1
★★★★☆ · ファーマーズ マーケット
所沢市の食の駅の看板の写真

食の駅の看板が目印です♪

所沢市にある農産物直売所の外観の写真

こちらが食の駅の外観となります

こちらは農産物直売所となっているので、その土地の農産物を主に取り扱っています。
今回ご紹介している食の駅は【地産地消推進】の直売所なので、所沢産の農産物が数多く取り揃えられています。
【地産地消】とは「地元でとれた農産物を地元で消費しよう」という取り組みで、生産者と消費者を結びつける目的もあるようです。
食品ロスが問題になっている近年ではとても素晴らしい取り組みだと思いますし、地元の食材が使われている料理などは多少なりとも嬉しい気持ちになったりしますね♪

所沢の食の駅で地産地消を推進していることをアピールしている看板の写真

道路沿いにある看板です。積極的に地産地消に取り組んでいるのがわかります♪

店内にはありとあらゆる所沢産の農産物が取り揃えられていて、地元の方でも「こんな野菜も作られてるんだ」と思うような物も少なくないはずです。
今回紹介した「ハヤトウリ」もその中のひとつでした。

また、野菜などの農産物だけではなく、所沢産の食材を使った惣菜やジュース、お菓子なども多く扱っていて様々な発見もありとても楽しいですよ♪

所沢市の食の駅に陳列されているジュースの写真

所沢市の野菜や果物を使用したジュースです。中には変わり種も・・・

所沢市の食の駅においてある所沢ブランドのお菓子の写真

所沢ブランドのお菓子もたくさんありますよ♪

所在地 〒359-0001 埼玉県所沢市下富583−1
電話番号 04-2941-5192
営業時間 9時~19時
定休日 1月1日のみ休み
ホームページ(インスタグラム) https://www.instagram.com/shokunoeki_tokorozawa_/
駐車場 大型駐車場あり

まとめ

今回は所沢産のハヤトウリのご紹介と調理法を主に紹介させていただきました。
普通のスーパーマーケットでも置いている店舗も多くはないので、地元の人でもなかなか調理する機会もあまりなかったと思います。
今回の「甘酢醤油漬け」は調理法もいたってシンプルながら様々なシーンでつまんで食べられ、食卓のお供になり得るというハヤトウリのポテンシャルを感じさせてくれる料理です!
ハヤトウリを見かけたら是非、調理にチャレンジしてみてハヤトウリの美味しさを感じていただけたら嬉しいです♪

農産物直売所で地元野菜を購入する最大のメリットは、地元産の野菜であれば朝採れたばかりの新鮮な野菜がその日に店頭に並ぶことが多いことです!
朝採れ野菜の鮮度は最高ですから、一度食べたらその違いに驚くと思います♪

所沢市の食の駅で販売されているほうれん草の写真

地元産ならではの新鮮な野菜が手に入るのが直売所のウリです♪

また、直売所で販売されている野菜は、スーパーで販売されている価格よりも安く購入できることが多いです。
理由は、スーパーなどに野菜を卸す為の費用が抑えられる為です。
近年の価格高騰の中、野菜を少しでも安く購入できるのは嬉しいですね♪

農産物直売所も普段意識して見てないでけで実は様々な場所に店舗があるので、もし農産物直売所が近所にあるのであれば一度利用してみることをオススメします!

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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